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『鋼の錬金術師』のスカーに惚れてしまったMs. Bad Girlによる、スカーファンブログ。初めてご覧になる方は、冒頭にあるのサイトの説明を読んでから閲覧をお願いします。無断転載禁止。               Since 2011/09/19
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こんにちは。久々にゆっくりブログタイムが取れたMs. Bad Girlです。

私は NO MUSIC NO LIFE! な人間で、もともとは洋楽しか聞かなかったんですが、最近 B’zにはまってるんです。子どもの頃見てたアニメのEDだった「ミエナイチカラ」って曲が好きで、ベスト盤を買って聞いてるうちにズブズブとはまってしまい……。

そしたら、いろんな歌詞が実はスカーさんを思わせるってことに気付いて、勝手に変換しては一人で楽しんでます。というわけで、「B’z スカー変換妄想」をダラダラと書き連ねてみました()。もちろん、B’z はスカーさんと何の関係もありませんし、管理人の趣味に走った完全な妄想なのでご注意ください。

 

それでは、つづきから本文をどうぞ。



 

「ミエナイチカラ」

2つ目のサビに「ユルギナイチカラが、今あなたに囁いている。 “IT’S OK BABY” 怖くないよ、誰かを愛して生きること」ってとこが、兄者を思ってつらくなるスカーさんを慰めるマイルズさんっぽいなと。スカーさんは最終話後生き残ったことで「生きよう」っていう意志はとりあえず持つんだろうけど、特に兄者を思い出したりすると、「自分が本当に生きてていいのか」って悩み続ける気がします。そうやってスカーさんが思い詰めそうになったときにマイルズさんがそばにいて、「そんなに悩まなくていいんだ。お兄さんの遺志を受け継いで生きていくって、お前は決めたんだろ?」って勇気づけてくれてたらいいなと思います。この「ユルギナイチカラ」が、兄者の遺志っていうイメージ。

あと、この歌詞の前後の「一体どんな言葉だった、本当に言いたかったのは?
いくら舌打ちしても、戻らない日々よ」と、「なぜに気持ちは、ずっと後にならなけりゃ伝わらない」っていうフレーズを聞くと、兄者に反発してしまって、全てが終わってしまった後に兄者の真意に気付いたスカーさんはきっとこういう気持ちなんだろうなと思います。

 

Calling

いろんな聞き方ができるんでしょうが、私はサビの「この声が聞こえるかい? 今なら聞こえるかい? もう苦しまないで」ってとこが、大切な人を亡くして悲しんでいる人に、死者が「私を失ったことでそんなに悲しまないで。前を向いて生きていってね」って励ましているように聞こえます。スカー変換すると、もちろん兄スカ。特に、「今なら聞こえるかい?」が、内乱~復讐鬼時代には兄者の理想に背を向け続け、復讐心を越えたことで兄者の思いに初めて向き合うことができたスカーさんに兄者が言っているようで、何だか一人で感慨にふけってしまいます。

その後の「きみがいるなら戻ってこよう、いつでもこの場所に。けがれなき想いが、ぼくらを呼んでいる。
I can hear the calling.」っていうのが、イシュヴァールに帰ったスカーさんの答えなのかなとか。あと、後半の「君といるとき、僕は僕になれる、そういう気がする」は、兄者を思うスカーさんの気持ちのようでもあり、マイスカがお互いに対して思っていることのような気もします。

 

Brotherhood

これはもう、まんまマイスカです()。最初から最後まで見事にマイ→スカなんですが、私のツボはやはりサビ。「Brother, 生きていくだけだよ。ためらうことなど何もないんだ、今さら」とか、「苦しい時は苦しいって言ってくれていいんだよ」って、マイルズさんがスカーさんに言っててほしいなぁ……!! 歌詞を全部は紹介できないので、興味のある方はぜひ歌詞を読んで&聞いてみてください!

 

Raging River

シングルカットされていないマイナーな曲のようですが、今まで聞いた中で一番好きなB’z の曲です。ギターがかっこいいのはもちろんなんですが、歌詞が「夢破れて、それでも一人でもがきながら生きていく」って感じで、すごくスカーさんっぽいです。「誰にも癒せはしない傷を抱いて戦え」とか、「帰らぬ者たちに手を振って、自分のためにもう一度」とか、「スカーさんのことを歌ってるんじゃないの?!」って、つい錯覚してしまいます(そんなことはない)。スカーさん、兄者のことをいつまでも思い続けるんだろうけど、もっと自分のために生きてほしいなっていつも思います。

この前、ライヴでこの曲をやっている映像を見たんですが、演奏とヴォーカルがすごい迫力で、しかもスカーさんを思いながら聞いたから、感動を通り越して切なくなってしまいました。

 

RUN

B’z 初期の代表曲の一つで、男友達の歌です。二人は幼なじみなのか長い付き合いらしく、「何もないところから頼りなく始まって、数えきれない喜怒哀楽を共にすれば、時の流れは妙におかしなもので、血より濃いものを作ることがあるね」っていう歌詞があります。

マイスカがお互いにこう言ってたらと思うと何だかうれしくて……
v 幼なじみじゃないけど、イシュヴァールに帰った後は二人は長い時間を共に過ごすんだろうし、復興は決して平坦な道のりではないはず。それこそ「数えきれない喜怒哀楽」を共に乗り越えていくんでしょうね。それで、50代くらいになって、すっかり義兄弟になってたらいいな。この前に「よくもまあ俺たちここまで来たもんだな」って相棒が笑うって所があるんですが、なんかマイルズさんっぽいなぁv

 

 

という感じでB’z の歌詞をスカー変換してみましたが、他にも何となく中東っぽい雰囲気の「THE CIRCLE」という曲もイシュヴァールを彷彿とさせるし、「さよならなんかは言わせない」って曲に出てくる「弱音を吐くなら、さあ、聞いてやる」なんかはマイルズさんがスカーさんに言ってあげてほしいと思っちゃう Ms. Bad Girl です。ほんと、あらゆるものが妄想のネタになって困りますね()。いつか、この変換妄想で小説も書いてみたいななんて思っているんですが、いつになることやら……。

 

とりあえず、また『激情を越えて』を書き進めます。ではでは。

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プロフィール
HN:
Ms. Bad Girl
性別:
女性
職業:
会社員
自己紹介:
都内に住む20代。

プロの翻訳家を目指し、バベル翻訳大学院で文芸・映像翻訳を専攻中。

好きなもの・こと

●『鋼の錬金術師』のスカー
●洋楽 THE BEATLES、 QUEEN、 VAN HALEN、 DEF LEPPARD ANGRA、 NICKELBACK、 AVALANCH(スペインのメタルバンド)etc

●読書(マンガ含む) 
本:Sherlock Holmes、浅田次郎、言語・翻訳関連の本
マンガ:『鋼の錬金術師』、『るろうに剣心』、『ぼのぼの』、手塚治虫


●剣道

●言葉・語学好き。洋楽の訳詞家・翻訳家志望。

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