『鋼の錬金術師』のスカーに惚れてしまったMs. Bad Girlによる、スカーファンブログ。初めてご覧になる方は、冒頭にあるのサイトの説明を読んでから閲覧をお願いします。無断転載禁止。 Since 2011/09/19
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こんばんは。
やっと完成しました、寝坊子スカネタ! ネタを頂いたのが1月だったのに、気付けばもうすぐ3月。我ながら、お、遅い・・・・・・!! ネタを提供してくださった泰助さん、ありがとうございました。m(_ _)m
つづきからどうぞ~。
やっと完成しました、寝坊子スカネタ! ネタを頂いたのが1月だったのに、気付けばもうすぐ3月。我ながら、お、遅い・・・・・・!! ネタを提供してくださった泰助さん、ありがとうございました。m(_ _)m
つづきからどうぞ~。
――いつまで寝てるの? もう朝だよ。
にいさん・・・・・・。もうちょっと・・・・・・。
――起きなさい。朝ごはん、できてるから。
かあさん・・・・・・。今日の朝ごはん、何かな?
――ほら、いい加減、起きないか。
とうさん・・・・・・。あれ? とうさんまで起こしにきてくれたの? ちがう。この声はとうさんじゃなくて・・・・・・。
「師父!!!!」
「何をしている。早く起きろ」
おれが目を開けると、まっさきに映ったのは師父の顔だった。紅い目で、何も言わずにおれの顔をのぞき込んでいらっしゃる。おれはびっくりして飛び起き、とにかく床から出て礼をした。かたく固めた両拳をついて、床にくっつくくらい頭を深く下げる。
「申し訳・・・・・・、ございません」
あやまってすむことじゃないのはよく分かっていた。あたりはもう、明るくなってきている。一年続いた仮修行とはちがって、本修行の修練は夜明けとともに始まる。おれみたいな新米は師兄たちより早く、夜が明ける前に起きて、色々な作務をこなさなくてはいけない。それなのに、おれは・・・・・・。
「私に謝ることではない。顔を上げろ」
「はい・・・・・・」
恐る恐る前を見ると、師父はいつもと変わらない、穏やかな顔でまっすぐこっちを見つめていた。でも、本当はすごく怒ってらっしゃるんだろうな。新米のくせに、こんなに寝過ごして。だけど、まだ修練までには時間がある。寝ていた分を、どうにかして取り戻さないと。
そんなことを考えていると、師父はすっと立ち上がり、部屋をあとにした。あわてて最低限の身支度をし、追いつこうと僧院の廊下を早足で進む。師父は歩くのが速い。師父にとっては普通の速さでも、おれは走らないととても追いつかないのだ。だけど、僧院の中を走ってはならないから、早足で歩く。やっとの思いで師父に並ぶと、おれははるか上にある師父の顔を見上げて口を開いた。
「あの、今からでもできることがあれば、おれ、何でもやります!」
「何があると思う?」
「修練場のそうじは?」
「済んだ」
「講堂の整とんは?」
「済んだ」
「水くみは?」
「済んだ」
「朝食の支度は?」
「済んだ」
「えーっと、じゃあ・・・・・・」
他にやるべきことはないだろうか。おれが考え込んでうつむくと、師父はぴたりと足を止め、目線を合わせるためにおれの前にかがみ込んだ。大きく澄んだ紅い目が、おれの目をとらえる。
「本来お前がすべき作務は、全て師兄が済ませた。ゆえに、きちんと礼を言うのだぞ」
「はい。承知して、おります・・・・・・」
声が先細りになる。情けなくて仕方がなかった。イシュヴァールの武僧は常に修練を怠ってはならないと、師父はいつもおっしゃる。でも、修練だけじゃない。作務も講釈も、修行の大切な一環なのだ。とどこおりなく、全部を完璧にこなさなくてはいけない。そんなこと、分かりきっているのに。当たり前なのに。無事に仮修行を終え、本修行が始まった今は、どんな甘えも、気のゆるみも許されない。一人前の武僧になると、固く心に決めたのだから。「かっこいいから、強くなりたいから」と言って、ふわふわと武僧にあこがれていた子どものころとは、もうちがうのだ。
なのに、なのに、寝過ごしてしまうなんて。本修行に入ってまだたったの3日目なのに、何をやっているんだおれは。でも、昨日はそんなにつかれてなかったのに、どうして寝過ごしたりなんか・・・・・・。そうだ、思い出した。本修行に入って前より早く起きなければならないから、時間が気になって夜中に何度も目が覚めたんだ。それで、肝心なときにねむってしまって――。だけど、そんな言いわけは通用しない。どんなにねむくても、どんなにつかれていても、どんなにいそがしくても、いつもと同じように夜が明け、早朝の修練が始まる。寝過ごして作務を怠るようでは、とても、一人前になんか・・・・・・。
「どうした」
師父の声を聞いて、おれははっとした。おれの迷いを見透かすようにこっちを見下ろして、ため息を一つつく。あきれられ、おれに失望されていたらどうしよう。寝過ごすようなだらしない者は武僧にはなれないと、見捨てられたりしたら・・・・・・。どんなに厳しくしかられてもたえることはできるけど、このまま家に帰されるのだけは、たえられそうにない。そう思うと急にこわくなって、おれはぎゅっと目をつぶった。でも、耳に入ってきたのは、つめたい言葉でもはげしいどなり声でもなくて、しずかであったかい師父の声だった。
「確かに、過ちを悔い、己を省みるのは大切なことだ。さもなければ、また同じ過ちを犯してしまうだろう。しかし、その度に立ち止まるな。武僧たる者、立ち止まっている暇(いとま)などないのだ。いかなる時も前を向き、生きて行かねばならぬのだからな。分かったか?」
「はい」
「そうか。なら、早くあちらにいる師兄に礼を言ってこい。間もなく修練が始まるぞ」
師父が見た方向を見ると、廊下の向こうに師兄が二人立っていた。おれより5つ上で、いつもとてもよくしてくれる二人。二人のところへ駆け寄って、両手を合わせて礼をする。
「寝過ごしてしまい、申し訳ありませんでした! 作務を代わりにやってくださり、ありがとうございました」
「まあ、いい。どちらにしろ、おれたちもやらねばならんことがあったから、そのついでだ」
「ただし、もう寝過ごすなよ。今度は何もやってやらんからな」
「はい・・・・・・」
しゅんとするおれの頭を、師兄はわしわしとなでてくれた。
「おい、朝から暗い顔をするな。こっちまで暗くなるだろう。寝起きでも、修練では手加減しないぞ」
「さあ、早く行け。師父が待っておられる」
「はい!!」
朝日が昇り僧院を黄金色に染める中、修練場に向かう師父の後を追う。そうだ、立ち止まってはいけない。振り返ってはいけない。常に前を見ていなければ。進んでいかなければ。一人前の武僧になる、その日まで。はるか彼方にある「その日」に向かって、おれはまた一歩踏み出した。
朝日に映える大小二つの人影を見ながら、年かさの武僧見習いは腑に落ちぬ顔をした。
「しかしあいつ、寝過ごしたのにお咎めなしか?」
「本修行に入って間もないし、師父も大目に見ていらっしゃるのだろう」
なだめるような同輩の口調がしゃくなのか、表情がますます険しくなる。
「しかし、そんなことではとてもやっていけんだろう。仮修行のときは、おれが起こしてやったのに。おれが新米のころなどは、毎回文字通り師兄に叩き起こされていたぞ」
「仕方ないだろう。師父が自ら起こしに行かれるとおっしゃったんだから。まあ、おれも寝坊すると、作務を何倍にも増やされたりしたよ。しかしお前、もしかしてうらやましいのか?」
「何を言う!! おれはあいつのためを――」
「分かった分かった。冗談だ」
一方がもう一方につかみかかったところで、一人前の武僧が通り掛かった。ちょうど見習い期間を終えたばかりの若い武僧だ。
「叩き起こしたりこき使ったりして、すまなかったな」
「あ、いえ、師兄!!」
慌てて礼をする後輩に笑みを浮かべながら、武僧はだいぶ遠ざかった二つの人影を見やった。
「しかし、お前たちは何も分かっていないのだな」
「は?」
「あの新米のことだ。あいつにとっては、師兄に叩き起こされるよりも、普段の何倍もの作務を課されるよりも、全てが終わった後で師父直々に諭され、己の無力さを思い知る方がよほどこたえるのだろう。師父はそれをお分かりの上で、きちんとあいつをお咎めになっている」
師兄の鋭さに感銘を受け、見習い二人は唸った。
「そういえば、そうかもしれませんね」
「確かに。新米のわりに、やけに真面目だからな。師父のことも、心から慕っているようだし。だが、修練で少ししごいてやっても罰は当たらんだろう」
「まったく、お前というやつは」
修練場へと向かいながら、二人は同じことを思っていた。かなり年下であるはずのあの新米は、ともすると自分より何倍も強い思いを持って修行に励んでいるのかもしれないと。そうしておかしさにわずかな羨望が混じったような感情にくすぐられ、朝日に照らされた顔から笑みがこぼれた。
-完-
☆あとがき★
いくら子スカが真面目でも、修行に入りたてのころはたまに寝坊してたんじゃないかな、と泰助さんがおっしゃったのを私が小説にしたものです。やっぱり、真面目で意志が強い子スカでも、眠気には負けてそうです。で、子スカは起きられなかった自分が許せなくて、気にし過ぎて立ち止まってしまいそう。師父は弟子のそういうとこを分かっているので、諭すとしたら、寝過ごしたことよりも、思い詰めて立ち止まるなと言うんじゃないかと。何かと立ち直るのが苦手な弟子を、叱咤激励しながら導いていたのかなと思います。
初めは師父スカだけにするつもりだったのですが、書いているうちに師兄を捏造したくなりました。兄者とはまた違った「お兄さん的存在」が、修行時代の子スカにいたらいいなと。修練で相手してもらったり、講釈で分からないところを教えてもらったりと、いろいろお世話になってるんじゃないでしょうか。あ、ちなみに、年齢設定は、子スカ10歳、師父30歳、見習い師兄15歳、一人前師兄18歳ぐらいです。
まぁ、要は子スカはいろいろな人に愛されて幸せに育ってればいい!! って主張するための小説でした~。
にいさん・・・・・・。もうちょっと・・・・・・。
――起きなさい。朝ごはん、できてるから。
かあさん・・・・・・。今日の朝ごはん、何かな?
――ほら、いい加減、起きないか。
とうさん・・・・・・。あれ? とうさんまで起こしにきてくれたの? ちがう。この声はとうさんじゃなくて・・・・・・。
「師父!!!!」
「何をしている。早く起きろ」
おれが目を開けると、まっさきに映ったのは師父の顔だった。紅い目で、何も言わずにおれの顔をのぞき込んでいらっしゃる。おれはびっくりして飛び起き、とにかく床から出て礼をした。かたく固めた両拳をついて、床にくっつくくらい頭を深く下げる。
「申し訳・・・・・・、ございません」
あやまってすむことじゃないのはよく分かっていた。あたりはもう、明るくなってきている。一年続いた仮修行とはちがって、本修行の修練は夜明けとともに始まる。おれみたいな新米は師兄たちより早く、夜が明ける前に起きて、色々な作務をこなさなくてはいけない。それなのに、おれは・・・・・・。
「私に謝ることではない。顔を上げろ」
「はい・・・・・・」
恐る恐る前を見ると、師父はいつもと変わらない、穏やかな顔でまっすぐこっちを見つめていた。でも、本当はすごく怒ってらっしゃるんだろうな。新米のくせに、こんなに寝過ごして。だけど、まだ修練までには時間がある。寝ていた分を、どうにかして取り戻さないと。
そんなことを考えていると、師父はすっと立ち上がり、部屋をあとにした。あわてて最低限の身支度をし、追いつこうと僧院の廊下を早足で進む。師父は歩くのが速い。師父にとっては普通の速さでも、おれは走らないととても追いつかないのだ。だけど、僧院の中を走ってはならないから、早足で歩く。やっとの思いで師父に並ぶと、おれははるか上にある師父の顔を見上げて口を開いた。
「あの、今からでもできることがあれば、おれ、何でもやります!」
「何があると思う?」
「修練場のそうじは?」
「済んだ」
「講堂の整とんは?」
「済んだ」
「水くみは?」
「済んだ」
「朝食の支度は?」
「済んだ」
「えーっと、じゃあ・・・・・・」
他にやるべきことはないだろうか。おれが考え込んでうつむくと、師父はぴたりと足を止め、目線を合わせるためにおれの前にかがみ込んだ。大きく澄んだ紅い目が、おれの目をとらえる。
「本来お前がすべき作務は、全て師兄が済ませた。ゆえに、きちんと礼を言うのだぞ」
「はい。承知して、おります・・・・・・」
声が先細りになる。情けなくて仕方がなかった。イシュヴァールの武僧は常に修練を怠ってはならないと、師父はいつもおっしゃる。でも、修練だけじゃない。作務も講釈も、修行の大切な一環なのだ。とどこおりなく、全部を完璧にこなさなくてはいけない。そんなこと、分かりきっているのに。当たり前なのに。無事に仮修行を終え、本修行が始まった今は、どんな甘えも、気のゆるみも許されない。一人前の武僧になると、固く心に決めたのだから。「かっこいいから、強くなりたいから」と言って、ふわふわと武僧にあこがれていた子どものころとは、もうちがうのだ。
なのに、なのに、寝過ごしてしまうなんて。本修行に入ってまだたったの3日目なのに、何をやっているんだおれは。でも、昨日はそんなにつかれてなかったのに、どうして寝過ごしたりなんか・・・・・・。そうだ、思い出した。本修行に入って前より早く起きなければならないから、時間が気になって夜中に何度も目が覚めたんだ。それで、肝心なときにねむってしまって――。だけど、そんな言いわけは通用しない。どんなにねむくても、どんなにつかれていても、どんなにいそがしくても、いつもと同じように夜が明け、早朝の修練が始まる。寝過ごして作務を怠るようでは、とても、一人前になんか・・・・・・。
「どうした」
師父の声を聞いて、おれははっとした。おれの迷いを見透かすようにこっちを見下ろして、ため息を一つつく。あきれられ、おれに失望されていたらどうしよう。寝過ごすようなだらしない者は武僧にはなれないと、見捨てられたりしたら・・・・・・。どんなに厳しくしかられてもたえることはできるけど、このまま家に帰されるのだけは、たえられそうにない。そう思うと急にこわくなって、おれはぎゅっと目をつぶった。でも、耳に入ってきたのは、つめたい言葉でもはげしいどなり声でもなくて、しずかであったかい師父の声だった。
「確かに、過ちを悔い、己を省みるのは大切なことだ。さもなければ、また同じ過ちを犯してしまうだろう。しかし、その度に立ち止まるな。武僧たる者、立ち止まっている暇(いとま)などないのだ。いかなる時も前を向き、生きて行かねばならぬのだからな。分かったか?」
「はい」
「そうか。なら、早くあちらにいる師兄に礼を言ってこい。間もなく修練が始まるぞ」
師父が見た方向を見ると、廊下の向こうに師兄が二人立っていた。おれより5つ上で、いつもとてもよくしてくれる二人。二人のところへ駆け寄って、両手を合わせて礼をする。
「寝過ごしてしまい、申し訳ありませんでした! 作務を代わりにやってくださり、ありがとうございました」
「まあ、いい。どちらにしろ、おれたちもやらねばならんことがあったから、そのついでだ」
「ただし、もう寝過ごすなよ。今度は何もやってやらんからな」
「はい・・・・・・」
しゅんとするおれの頭を、師兄はわしわしとなでてくれた。
「おい、朝から暗い顔をするな。こっちまで暗くなるだろう。寝起きでも、修練では手加減しないぞ」
「さあ、早く行け。師父が待っておられる」
「はい!!」
朝日が昇り僧院を黄金色に染める中、修練場に向かう師父の後を追う。そうだ、立ち止まってはいけない。振り返ってはいけない。常に前を見ていなければ。進んでいかなければ。一人前の武僧になる、その日まで。はるか彼方にある「その日」に向かって、おれはまた一歩踏み出した。
朝日に映える大小二つの人影を見ながら、年かさの武僧見習いは腑に落ちぬ顔をした。
「しかしあいつ、寝過ごしたのにお咎めなしか?」
「本修行に入って間もないし、師父も大目に見ていらっしゃるのだろう」
なだめるような同輩の口調がしゃくなのか、表情がますます険しくなる。
「しかし、そんなことではとてもやっていけんだろう。仮修行のときは、おれが起こしてやったのに。おれが新米のころなどは、毎回文字通り師兄に叩き起こされていたぞ」
「仕方ないだろう。師父が自ら起こしに行かれるとおっしゃったんだから。まあ、おれも寝坊すると、作務を何倍にも増やされたりしたよ。しかしお前、もしかしてうらやましいのか?」
「何を言う!! おれはあいつのためを――」
「分かった分かった。冗談だ」
一方がもう一方につかみかかったところで、一人前の武僧が通り掛かった。ちょうど見習い期間を終えたばかりの若い武僧だ。
「叩き起こしたりこき使ったりして、すまなかったな」
「あ、いえ、師兄!!」
慌てて礼をする後輩に笑みを浮かべながら、武僧はだいぶ遠ざかった二つの人影を見やった。
「しかし、お前たちは何も分かっていないのだな」
「は?」
「あの新米のことだ。あいつにとっては、師兄に叩き起こされるよりも、普段の何倍もの作務を課されるよりも、全てが終わった後で師父直々に諭され、己の無力さを思い知る方がよほどこたえるのだろう。師父はそれをお分かりの上で、きちんとあいつをお咎めになっている」
師兄の鋭さに感銘を受け、見習い二人は唸った。
「そういえば、そうかもしれませんね」
「確かに。新米のわりに、やけに真面目だからな。師父のことも、心から慕っているようだし。だが、修練で少ししごいてやっても罰は当たらんだろう」
「まったく、お前というやつは」
修練場へと向かいながら、二人は同じことを思っていた。かなり年下であるはずのあの新米は、ともすると自分より何倍も強い思いを持って修行に励んでいるのかもしれないと。そうしておかしさにわずかな羨望が混じったような感情にくすぐられ、朝日に照らされた顔から笑みがこぼれた。
-完-
☆あとがき★
いくら子スカが真面目でも、修行に入りたてのころはたまに寝坊してたんじゃないかな、と泰助さんがおっしゃったのを私が小説にしたものです。やっぱり、真面目で意志が強い子スカでも、眠気には負けてそうです。で、子スカは起きられなかった自分が許せなくて、気にし過ぎて立ち止まってしまいそう。師父は弟子のそういうとこを分かっているので、諭すとしたら、寝過ごしたことよりも、思い詰めて立ち止まるなと言うんじゃないかと。何かと立ち直るのが苦手な弟子を、叱咤激励しながら導いていたのかなと思います。
初めは師父スカだけにするつもりだったのですが、書いているうちに師兄を捏造したくなりました。兄者とはまた違った「お兄さん的存在」が、修行時代の子スカにいたらいいなと。修練で相手してもらったり、講釈で分からないところを教えてもらったりと、いろいろお世話になってるんじゃないでしょうか。あ、ちなみに、年齢設定は、子スカ10歳、師父30歳、見習い師兄15歳、一人前師兄18歳ぐらいです。
まぁ、要は子スカはいろいろな人に愛されて幸せに育ってればいい!! って主張するための小説でした~。
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プロフィール
HN:
Ms. Bad Girl
性別:
女性
職業:
会社員
自己紹介:
都内に住む20代。
プロの翻訳家を目指し、バベル翻訳大学院で文芸・映像翻訳を専攻中。
好きなもの・こと
●『鋼の錬金術師』のスカー
●洋楽 THE BEATLES、 QUEEN、 VAN HALEN、 DEF LEPPARD ANGRA、 NICKELBACK、 AVALANCH(スペインのメタルバンド)etc
●読書(マンガ含む)
本:Sherlock Holmes、浅田次郎、言語・翻訳関連の本
マンガ:『鋼の錬金術師』、『るろうに剣心』、『ぼのぼの』、手塚治虫
●剣道
●言葉・語学好き。洋楽の訳詞家・翻訳家志望。
プロの翻訳家を目指し、バベル翻訳大学院で文芸・映像翻訳を専攻中。
好きなもの・こと
●『鋼の錬金術師』のスカー
●洋楽 THE BEATLES、 QUEEN、 VAN HALEN、 DEF LEPPARD ANGRA、 NICKELBACK、 AVALANCH(スペインのメタルバンド)etc
●読書(マンガ含む)
本:Sherlock Holmes、浅田次郎、言語・翻訳関連の本
マンガ:『鋼の錬金術師』、『るろうに剣心』、『ぼのぼの』、手塚治虫
●剣道
●言葉・語学好き。洋楽の訳詞家・翻訳家志望。
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